2017/December ホームページをリニューアルしました。 Homepage has been renewed.
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本研究室では、新たな社会基盤材料として注目されている金属ガラスやその複合材料に関する基礎研究と新合金開発を行っています。金属ガラスとは過冷却液体状態を急冷または徐冷することによって凍結した非結晶質合金です。その長範囲規則性が無いという構造的特徴に起因し、結晶性合金に比べて高強度・低ヤング率(強くてしなやか)を示し、腐食の起点となる結晶粒界が無いので耐食性に有利であり、また、強磁性金属基合金ならば結晶磁気異方性を有しないため軟磁気特性にも優れます。何より加熱過程において融点下、約60%のガラス遷移温度から過冷却液体状態が再出現し、金属ガラスは合金であるにも拘らず“ガラス細工”や“プラスチック成型”のように大きく、精密かつ繊細な成形を低加工力で施せることは結晶質合金には見ることのできない最大の魅力です。 |
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